温泉成分表
以下の温泉分析書と別表は大浴場入口に掲示されています。
温泉分析書
資料番号M19-1695
1.申請者
住所 山梨県山梨市小原西843番地
氏名 山梨市長 高木春雄
2.源泉名及び湧出地
源泉名 万葉温泉
湧出地 山梨県山梨市江曽原字大丸戸1407番1 湧出、源泉にて採水
3.湧出地における調査及び試験成績
イ 調査及び試験者 | 株式会社メイキョー 湧出地試験者 秋山 永子・丸山 聖子 |
ロ 調査及び試験年月日 | 令和元年8月5日 |
ハ 泉温 | 31.0℃(調査における気温 34.5℃) |
ニ 湧出量 | 77l/min(動力揚湯) |
ホ 知覚的試験 | 無色澄明、無味・無臭 |
ヘ pH値 | 9.5 |
ト EC | 38.3 mS/m |
4.試験室における試験成績
イ 調査機関及び試験者 | 株式会社メイキョー 分析責任者 荻原 清志 |
ロ 分析終了年月日 | 令和元年8月26日 |
ハ 知覚的試験 | 無色澄明、無味・無臭 |
ニ 密度 | 0.9970 g/cm3(20℃/4℃) |
ホ pH値 | 9.4 |
ヘ 蒸発残留物 | 155.0 mg/kg (乾燥温度 110℃) |
5.試料1kg中の成分、分量及び組成
(1)陽イオン成分 | ミリグラム mg | ミリバル mval | ミリバル% mval% |
水素イオン(H+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
リチウムイオン(Li+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
ナトリウムイオン(Na+) | 33.6 | 1.46 | 83.43 |
カリウムイオン(K+) | 0.8 | 0.02 | 1.14 |
アンモニウムイオン(NH4+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
マグネシウムイオン(Mg2+) | 0.3 | 0.02 | 1.14 |
カルシウムイオン(Ca2+) | 5.1 | 0.25 | 14.29 |
ストロンチウムイオン(Sr2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
バリウムイオン(Ba2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
アルミニウムイオン(Al3+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
マンガンイオン(Mn2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
鉄(II)イオン(Fe2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
鉄(III)イオン(Fe3+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
銅イオン(Cu2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
亜鉛イオン(Zn2+) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
陽イオン 計 | 39.8 | 1.75 | 100 |
(2)陰イオン成分 | ミリグラム mg | ミリバル mval | ミリバル% mval% |
フッ化物イオン(F–) | 0.4 | 0.02 | 1.11 |
塩化物イオン(Cl–) | 12.3 | 0.35 | 19.41 |
臭化物イオン(Br–) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
ヨウ化物イオン(I–) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
亜硝酸イオン(No2–) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
硝酸イオン(No3–) | 0.2 | 0.00 | 0.18 |
水酸化物イオン(OH–) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
硫化水素イオン(HS–) | 0.4 | 0.01 | 0.55 |
硫化物イオン(S2-) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
硫酸イオン(SO42-) | 18.4 | 0.38 | 21.07 |
チオ硫酸イオン(S2O32-) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
リン酸水素イオン(HPO42-) | 0.0 | 0.00 | 0.00 |
炭酸水素イオン(HCO3–) | 8.3 | 0.14 | 7.76 |
炭酸イオン(CO32-) | 26.5 | 0.88 | 48.80 |
メタホウ酸イオン(BO2–) | 1.0 | 0.02 | 1.11 |
陰イオン 計 | 67.5 | 1.80 | 100 |
定量下限値(0.1mg)未満は0として計算しました。 |
(3)非解離成分 | ミリグラム mg | ミリモル mmol |
メタケイ酸(H2SiO3) | 51.3 | 0.66 |
メタホウ酸(HBO2) | 0.0 | 0.00 |
非解離成分 計 | 51.3 | 0.66 |
定量下限値(0.1mg)未満は0として計算しました。 |
溶存物質(ガス状のものを除く) | ||
158.6 | mg/kg |
(4)溶存ガス成分 | ミリグラム mg | ミリモル mmol |
遊離二酸化炭素(CO2) | 26.0 | 0.59 |
遊離硫化水素(H2S) | 0.0 | 0.00 |
溶存ガス成分 計 | 26.0 | 0.59 |
定量下限値(0.1mg)未満は0として計算しました。 |
成分総計 | ||
184.6 | mg/kg |
(5)その他微量成分(単位;mg/kg) | |
総ヒ素(As) | 0.015 |
鉛(Pb) | 0.01未満 |
総水銀(Hg) | 0.0005未満 |
総クロム(Cr) | 0.02未満 |
カドミウム(Cd) | 0.01未満 |
6.泉質
アルカリ性単純温泉(低張性 – アルカリ性 – 低温泉)
7.禁忌症・適応症
温泉分析書別表中の5に記載
調査分析期間:株式会社メイキョー 代表取締役 功刀茂夫
〒400-0047 山梨県甲府市徳行2-2-38 TEL:055-228-2858 FAX:055-228-8343
分析書発行年月日 令和元年8月28日 登録番号 16山梨み自第3号
温泉分析書別表
資料番号M19-1695
1.源泉名
万葉温泉
2.湧出地
山梨県山梨市江曽原字大丸戸1407番1
3.源泉分析申請者
山梨市長 高木晴雄
4.泉質
アルカリ性単純温泉(低張性 – アルカリ性 – 低温泉)
5.分析結果による療養泉分類に基づく禁忌症、適応症等は環境省自然環境局長通知(平成26年7月1日)環自総発第1407012号によれば次の通りである。
- 浴用の禁忌症
一般的禁忌症:病気の活動期(特に熱のある時)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血上がるとき、慢性の病気の急性増悪期 - 泉質別禁忌症 該当なし
- 浴用の適応症
一般的適応症:筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のんこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進。 - 泉質別適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態。 - 浴用の方法及び注意 温泉の浴用は、以下の事項を守って行う必要がある。
- 入浴前の注意
- 食事の直前、直後及び飲酒後の入浴は避けること。酩酊状態での入浴は特に避けること。
- 過度の疲労時には身体を休めること。
- 運動後30分程度の間は身体を休めること。
- 高齢者、子供及び身体の不自由な人は、1人での入浴は避けることが望ましいこと。
- 浴槽に入る前に、手足からかけ湯をして温度に慣らすとともに身体を洗い流すこと。
- 入浴時、特に起床直後の入浴時などは脱水状態にならないよう、あらかじめコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。
- 入浴方法
- 入浴温度 高齢者、高血圧症若しくは心臓病の人又は脳卒中を経験した人は、42℃以上の高温浴は避けること。
- 入浴形態 心肺機能の低下している人は、全身浴よりも半身浴又は部分浴が望ましいこと。
- 入浴回数 入浴開始後数日間は1日辺り1〜2回とし、慣れてきたら2〜3回まで増やしてもよいこと。
- 入浴時間 入浴温度により異なるが、1回辺り初めは3〜10分程度とし、慣れてきたら15〜20分程度まで延長してもよいこと。
- 入浴後の注意
- 身体に付着した温泉成分を温水で洗い流さず、タオルで水分を拭き取り、着衣の上、保温及び30分程度の安静を心がけること。(ただし、肌の弱い人は、刺激の強い泉質では、温泉成分を温水で洗い流した方が良いこと。)
- 脱水症状を避けるため、コップ1杯程度の水分を補給すること。
- 湯あたり
- 温泉療養開始後おおむね3日〜1週間前後に、気分不快、不眠若しくは消化器症状等の湯あたり症状又は皮膚炎などが現れることがある。このような状態が現れている間は、入浴を中止するか、又は回数を減らし、このような状態から回復を待つこと。
- その他
- 浴槽の清潔を保つため、浴槽にはタオルは入れないこと。
- 入浴前の注意
この別表は、温泉法第18状による掲示に必要な参考資料となるものである。
調査分析期間:株式会社メイキョー 代表取締役 功刀茂夫
〒400-0047 山梨県甲府市徳行2-2-38 TEL:055-228-2858 FAX:055-228-8343
分析書発行年月日 令和元年8月28日 登録番号 16山梨み自第3号